面接でAI使ってると言うと落ちるのか検証した

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先月、転職エージェント経由で受けた面接で、普段の業務でAIってどのくらい使ってますかと聞かれた瞬間、頭が真っ白になった。ChatGPTで資料を作ってます、くらいしか言葉が出てこなくて、面接官の反応も微妙だった。5秒くらい沈黙が続いて、その後の質問にもうまく乗れないまま面接は終わった。結果は不合格。落ちた理由がAIの話かどうかは分からないけど、あの沈黙の気まずさだけは今でも覚えてる。帰り道、電車の中で何度もあの質問を思い返して、答え方さえ間違えなければ違う結果になったんじゃないかと考え込んだ。同じような場面で言葉に詰まった経験がある人は、自分だけじゃないと思う。この記事では、あの後に自分がどう準備を変えて、面接の通過率がどう動いたかを具体的に書いていく。

なぜ面接官はAI活用をわざわざ聞いてくるのか

数年前まで、AIをどう使っているかなんて面接で聞かれることはほぼなかった。でも今は違う。企業側からすると、AIを使いこなせる人材とそうでない人材で、同じポジションでも生産性に倍以上の差が出ることを、採用担当者自身が肌で感じ始めている。つまりこの質問は雑談ではなく、実質的なスキルチェックになっている。

自分は今、ChatGPTとClaudeを使って6つのツール・サイトの運用を自動化しているんだけど、その経験から言うと、面接官が本当に知りたいのは、AIを使っているかどうかじゃない。業務のどこを見極めて、どこをAIに任せる判断をしたかという思考のプロセスの方だ。ここを理解せずに表面的な回答をすると、聞かれた側は防御的になって、結果としてしどろもどろになりやすい。実際、自分が最初に落ちた面接でも、AIを使っているかどうかを聞かれたと勘違いして、使ってますとしか答えられなかった。本当は使い方の中身を聞かれていたのに、そこがずれていたんだと後から気づいた。

正直に答えたら落ちるという思い込みはどこから来たのか

自分も最初は、AIに頼っていると言うと手抜きだと思われるんじゃないか、という不安があった。同僚がAIなしで真面目にやっている横で自分だけツールに頼っているような、うっすらした引け目もあった。特に前職では年上の上司がAI導入に懐疑的で、効率化の話をすると露骨に嫌な顔をされたこともあって、その記憶が転職活動の面接にまで影を落としていたんだと思う。でも実際に転職活動を続けてわかったのは、この不安はほぼ思い込みだったということ。

曖昧にごまかした面接では、追加の質問が来た時にさらに答えに詰まって評価を落とす。逆に、AIをどう使って何が変わったかを具体的に話せた面接では、面接官の相槌が明らかに増えた。隠すより、使い方を語れないことの方が減点になっている。ここに気づいてから、準備の方向性を丸ごと変えた。曖昧にぼかす方向ではなく、むしろ細かく具体的に語れるように準備する方向に切り替えたということだ。

思い返すと、最初の面接で自分が怖かったのは質問そのものじゃなくて、答えた内容が浅いと思われることだった気がする。AIを使ってますとだけ言って終わる答えは、確かに浅く聞こえる。でも実際に評価されているのは使っている事実ではなく、そこにどれだけ自分の判断が絡んでいるかという部分だと分かってからは、身構える必要がなくなった。

黙って使い続ける人ほど後で損している理由

これは転職活動に限った話じゃない。今の職場でAIを使って業務時間を削っていても、それを言語化して周りや上司に伝えていない人は、成果が見えないままただ楽をしている人だと誤解されやすい。転職市場でも同じで、AI活用の経験を言葉にできないまま応募書類や面接に臨むと、本来アピールできたはずの強みがまるごと埋もれてしまう。

知らないうちに、AIを使って生み出した成果の分だけ、評価される機会を毎回逃している。これは意識してAI活用を言語化している人と、そうでない人の間で、じわじわ開いていく差だと思う。しかも本人は気づきにくい。落ちた理由を相性が悪かったの一言で片付けてしまうから。自分もあの最初の不合格を相性のせいにして終わらせていたら、今も同じ答え方を繰り返していたはずだ。言語化を後回しにしている限り、この差は転職活動が終わるまでずっと埋まらないままになる。

AIに任せすぎて信頼を落としかけた話

準備の話をする前に、自分が実際にやらかした失敗も書いておく。前職で、取引先向けの提案資料をAIに任せて短時間で仕上げたことがあった。文章自体はきれいに整っていたんだけど、数字の一部が古いデータのまま残っていて、提出直前に上司の確認で発覚した。修正は間に合ったものの、AIに出力させたものをそのまま出そうとした自分の詰めの甘さは、正直かなり反省した。

この経験があったから、面接で聞かれた時にAIを万能扱いする答え方はしないと決めていた。AIに任せた部分と、自分の目で必ず確認する部分を分けて説明できると、逆に信頼できる人だという印象につながる。使いこなしているというより、使い方の線引きができていることの方が評価されるんだと、この失敗のおかげで理解できた。

面接前にAIで想定問答を作っておくと余裕が生まれる

自分が実際にやったのは、面接前にChatGPTに自分の職務経歴を読み込ませて、AI活用について聞かれそうな質問を30個ほど出してもらうことだった。作業時間は30分程度。そこから、業務のどこをAIに任せたか、判断はどこまで自分でやったか、失敗した場面はあったかという3つの軸で回答を整理した。特に失敗談は用意しておくと効果が大きくて、AIに任せすぎて確認漏れが出た経験と、そこからどう修正したかをセットで話せるようにしておいた。

これをやってからの面接では、同じ質問が来ても即答できるようになった。直近で受けた5社のうち3社で最終面接まで進んだのは、以前の沈黙5秒の面接とは明らかに違う結果だった。準備前と準備後で、自分の中の余裕がまったく違う。数字で見える成果というより、話しながら今ちゃんと伝わっていると分かる手応えの方が、実感としては大きかった。想定問答を作る作業自体も、自分がこれまで何を自動化してきたかを棚卸しする時間になって、思っていた以上に頭の整理に役立った。

AI活用を武器に変える伝え方

面接官からそこまで具体的に使いこなしてるんですねと言われた瞬間は、正直かなり嬉しかった。隠すものだと思っていたことが、逆に評価されるポイントに変わる瞬間だ。今日できなかった受け答えが、準備を挟むだけで数日後にはできるようになる。この積み重ねが、次第に面接そのものへの苦手意識を減らしてくれた。

伝え方のコツをまとめると、まずAIを使った作業内容を一つ挙げる、次にその判断を自分がどこまでコントロールしたかを説明する、最後に浮いた時間を何に使ったかまで話す、という順番が一番伝わりやすかった。時間を削っただけで終わらせず、その先の成果につなげて話すと、面接官の反応が一段階変わる感覚がある。

もう一つ意識しているのは、聞かれてもいない場面まで先回りして話しすぎないことだ。使いこなしをアピールしたい気持ちが先に立つと、質問の意図から外れて一方的な説明になりやすい。聞かれたことに対して、具体例を一つ添えて簡潔に答える方が、結果として印象に残りやすかった。

面接対策は自己流でやると抜け漏れが出やすいので、自分はリクルートエージェントを見てみるで模擬面接のフィードバックをもらいながら、AI活用の伝え方も一緒に磨いた。求人の探し方から迷っている場合はdodaを見てみるで職種別の面接傾向を確認しておくのも手だと思う。20代で実務経験がまだ浅い場合はマイナビエージェントを見てみるのように未経験者のサポートに強いエージェントを併用するのも一つの選択肢になる。

同じ沈黙を経験した人に、この記事が少しでも届けばと思う。AIを使っていることは弱みじゃなく、どう使ったかを言葉にできるかどうかが分かれ目になっている。準備にかかる時間はせいぜい30分程度で、それだけで面接の空気が変わるなら、やらない理由はないと今は思っている。

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